ここ最近、禁煙を始めた。あれれ?ちょっと待てよ。俺はこれから一生タバコを吸わない自分の事を「禁煙している」と伝えていくのか?禁煙という言葉はいつか破るから禁煙であり、俺はそもそもタバコをもう吸ってない、ってだけなんだから「禁煙してる」とか「禁煙中」っておかしな言い方だよな。
タバコ?最近、吸ってないよ。昔は吸ってたけどね。。。
これくらいのノリだろう。
喫煙者なのか、非喫煙者なのか。本当にこれでいいのか?タバコ主体の目線だからこそこういう言葉が生まれてしまう。
そもそも俺はタバコに吸われているのか?俺がタバコを吸っているんだろう。俺がタバコを選んで、俺が吸いたくて吸っていただけ。
もう一回言うけど、禁煙してる。と言わない事にした。もう最近タバコ吸ってなくてね。喫煙者なのか、非喫煙者なのか。ではない。タバコを吸うか、吸わないか。ただそれだけ。今俺はタバコを吸っていない。
ここからが本題。
タバコを吸わなくなった時のメリットって話はよく聞くでしょう。コンビニ行かんなって余計な出費減ったとか、口臭減ったとか、飯が美味く感じるようになったとか。(最後の飯に関しては異論あり。たぶんいつか書く。)
とにかくメリットなんて聞き飽きてるわけこっちは。俺はタバコを吸わない事によるデメリットを書いていく。
ずばり「黄昏れにくくなる」これだ。
街や自然の風景や動き、肌に当たる風の心地良さなどに感動して、ぼ〜っと黄昏れる時間。俺がタバコを吸いたくなる瞬間だ。そしてタバコを吸っている間の約5分間。これが大人の黄昏時間なわけ。
でね、タバコを吸わなくなると、タバコを持ち合わせる習慣が無いと、これができない。風景見ながら黄昏れるなんてタバコ無くてもできるだろう、という意見もあるけど。果たして本当に!?
イメージしてほしい。街中で人や電車の流れ、街の流れ、をぼーっと観察して黄昏時間。俺のような中年男性がタバコも吸わずにぼーっとしている。旅の最中、大きな河が見えてきた。雄大で綺麗だなあ。デカさに圧倒される。その風景を俺のような中年男性がタバコも吸わずにぼーっと見ている。わかるだろう?こんなやつ職質対象でしょう。ここにタバコが一本加わると、まったく見えてくるイメージが変わってくる。職質されない、隠れ蓑としてのタバコ。その隠れ蓑が無くなるわけ。ピンチでしょ。これがタバコを吸わない最大のデメリットである。
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